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お知らせ

第3回 画像診断専門クリニックの特性    片山理事長 × さいたまセントラルクリニック 雫石院長

現代のがん診療の最前線にいらっしゃる臨床医の皆様から、

「がんと診断されたら、今後の最適な治療を選択するためにまずPET-CT検査を」
「がんの治療が一段落したのち、もし転移・再発が疑われたらPET-CT検査を検討」

という評価をいただくようになったPET-CT検査です。
しかし、PET-CT装置や、検査に使う薬剤(FDG)、あるいはFDGを合成するサイクロトロンはなど非常に高価です。
さらに、PET-CT検査や診断をおこなうためには、厚生労働省が定めた

・核医学診断の経験を3年以上有し、かつ、所定の研修を修了した常勤医師が1名以上いること。
・診断撮影機器ごとに、PET製剤の取扱いに関し、専門の知識及び経験を有する専任の診療放射線技師が1名以上いること。
・他施設からの依頼検査(共同利用)が30%以上であること。

などの条件があり、各病院がおのおのPET-CTを保有するにはかなりハードルが高いと言わざるを得ません。
しかし、逆に言えばここに私たちのようにPET-CT検査と診断に特化した「画像診断クリニック」の存在意義があるのです。

雫石院長との対談、3回目です。

 

片山:毎日お忙しいですか?

雫石:1日20件ほど読影して、さらに常勤の柴田先生と相互チェックをするので、時間的にキツキツです。診断専門医を増やせばいいのですが、埼玉県は人口あたりの医師の少ない県ですので、なかなか豊富な経験のある読影医を探しだすのが難しいというのが現状です。

片山:画像診断専門のクリニックだからこそ、診断レポートのクオリティは必要ですよね。

雫石:そうなんです。PETを所有する大学病院などでは、放射線科に複数の先生がいますし医療もチームで行うので、診断レポートも最低限のことが書いてあれば大丈夫です。でも私たちは、そのチームが組まれていないと仮定し、がんだけでなく気になる部分、逆にがんではないものも頭から足の先まで全て書き上げるんです。

片山:なるほど、陰性所見も大切ですよね。

雫石:はい。「○○はありません」と書くことも大切です。丁寧に読影し、臨床の先生が要求するコメントを付記できる。これこそ画像診断専門クリニックの特性だと思いますし、我々放射線科医のやりがいにも通じていると感じます。

片山:先生は検診時の面談も行っているんですよね。

雫石:私も柴田先生もしゃべりたい方なので、面談は半分ずつやっています。

片山:面談して、読影して、レポート書いてと、本当に休む暇がありませんね(笑)。

 

【略歴】

雫石一也(しずくいしかずや)

1996年横浜市立大学医学部卒業、放射線診断専門医、医学博士
横浜市立大学放射線科講師を経て、2013年医療法人峯昭会理事長兼さいたまセントラルクリニック院長に就任
1日は珈琲を淹れることから始まる 読影前の一杯はマンデリン、仕事を頑張ったご褒美の一杯はトアルコトラジャが定番

さいたまセントラルクリニック(埼玉県さいたま市)http://www.saitama-cc.or.jp/

片山 敦(かたやまあつし)

1996年横浜市立大学医学部卒業、内科医
病院勤務、診療所院長を経て2004年ゆうあいクリニック理事長に就任、ゆうあいクリニック台場(東京都港区)院長も兼任
地元医師会役員、高校生から幼稚園児まで4人の男児の父親の顔も持つ

ゆうあいクリニック(新横浜・台場) http://www.shinyokohama.jp

※がん診療目的(検診を除く)のPET-CT検査は健康保険がお使いになれることが多いですが、もとより高額な検査です。保険適応には厳密な条件があります。まずは主治医の先生とよくご相談いただくことをお願いいたします。検査には紹介状が必要です。

 

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