東京・神奈川でがん検査を受けるならゆうあいクリニック

気になる病気

肺がん

気管、気管支、肺胞の細胞が正常の機能を失い、無秩序に増えることにより発生するがんです。肺がんは、日本人のがん死亡原因の1位となっていて、喫煙者の肺がんリスクは日本人男性で4.8倍、女性で3.9倍にもなるというデータが報告されています。肺がんは、治りにくいがんと言われていて、治癒率も40年前と比べて良くなっているとは言えませんが、もっとも早期の段階で見つけられれば5年生存率は約8割です。早期発見がとても大事です。

ゆうあいクリニックで行われている肺がん検診

PET検査

陽電子放射断層撮影(Positron Emission Tomography)の略称で、ブドウ糖を多量に摂取するがん細胞の特性を利用する検査です。CTやMRIなどが臓器の形から異常を見つけるのに対し、PETは細胞の活動の様子から異常を発見します。検査方法は、ブドウ糖によく似たFDGという検査薬剤を体内に注射し、全身に行き渡らせます。がんはブドウ糖を取り込むという性質があるため、FDGの集まり具合をPETカメラで画像化することで、がんの有無や位置、大きさを調べることができます。小さながんの発見に優れ、他の検査では困難な「腫瘍の良性・悪性」の判断も可能です。CTやMRIが特定の部位を指定して撮影するのに対し、PETは1回で全身を検査できるという優れた特徴を持っているため、予期せぬところに生じた転移や再発にも、早期に発見できる検査として期待されています。検査にともなう痛みはありません。また、PET/CT装置の出現により、PET検査とCT検査を同時に行うことができるようになり、診断能力が飛躍的に向上しました。ゆうあいクリニックのPET検査で使用している機械はすべてPET/CT装置です。

リンパ節などに転移したがんも同時に発見することが可能です。PETと胸部CTを組み合わせることで検出能の向上が期待されます。

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  • 注意事項

  • 前日から検査終了まで運動はお控えください。筋肉を使うと画像の精度が落ちることがあります。
  • 検査薬剤(FDG)注射後、薬剤が全身に行き渡るように安静室で1時間前後の安静をとっていただきます。安静中は読書、散歩、会話などはお控えください(会話をすると喉頭(のど)の筋肉が、読書をすると目の周囲の筋肉のほかに、本を持つ両腕や頭部を支える頸部の筋肉が運動することになります)。余計な領域にFDGが集まってしまうと、病変へ集まるべきFDGの量が減ってしまいます。その結果、安静にしていれば見つけられたはずの病変が見逃されるおそれがあります。
  • 妊娠中の方は受診できません。
  • 植込み型除細動器(ICD)、両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)を挿入されている方は、誤作動をおこす可能性がありますので受診できません。
  • 糖尿病などで、検査施行時の血糖値が高い場合は、検査の感度が低下する場合があります。

胸部CT検査

X線を照射して臓器の形の異常を見つける検査です。通常、胸部検査にはレントゲン撮影を行いますが、ゆうあいクリニックではCTで撮影します。レントゲン撮影によって写し出したX線画像は立体物をフィルム画像に焼き付けたものを指すことが多く、前後の像が重なって写ります。これを読影という方法で重なった画像の影の濃淡でその立体的形を予測していくため、正確な診断は不可能で、診断する医師の経験や読影能力に大きく左右されます。一方、CTは人体を輪切りにした画像を撮影でき、薄く広がっているタイプのがんや、悪性度の低い高分化がんの発見にも優れています。写った画像がそのまま画像として見えるため、精度の高い診断を行う事ができ、治療計画に大きく貢献します。腎臓、肝臓、すい臓などをよく観察できるほか、肺がんの早期発見には最も適した検査だといわれています。

ゆうあいクリニックのがん検診には、胸部を含む頭頂部から大腿基部までのCT検査が標準でセットされているほか、胸部CT検査は人間ドックコース、人間ドック脳プラスコースにも標準でセットされています。

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  • 注意事項

  • 妊娠中の方は受診できません。
  • メドトロニック社製ペースメーカーのうち「InSync8040」または「“セラ”シリーズ」を挿入されている方は、ペースメーカーが誤作動をおこす可能性がありますので受診できません。
  • 植込み型除細動器(ICD)、両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)を挿入されている方は、誤作動をおこす可能性がありますので受診できません。

腫瘍マーカー

腫瘍マーカー検査は、がんに特化した血液検査で、がん細胞が発生することで生じる特有の物質や、がん細胞を認識して正常細胞が作り出す物質などを調べます。全身のさまざまながんに対応する、代表的な腫瘍マーカー「基本6項目」や、消化器のがんの発見に役立つ「消化器5項目」、さらに、がん抑制遺伝子のp53の変異をとらえ、今までの腫瘍マーカー検査と比べて、早期がんの陽性率が高い「抗p53抗体検査」が検査可能です。

肺がんを検査する腫瘍マーカーには、基本6項目、消化器5項目、抗p53抗体検査が有効です。

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肺がんTIPS

市区町村で行われている肺がん検診

日本人の死亡者数が特に多い五つのがんは主要5大がんとされています。これらのがんは、検診により死亡率を減少させられることが証明されています。主要5大がんは、公費の補助により、市区町村でもほぼ年間を通して行われています。肺がんは主要5大がんのため、市区町村で検診を受けることも可能です。市区町村で行われている肺がん検診は、胸部X線検査と喀痰細胞診です。胸部X線検査は40歳以上の方が1年に1度受診することが推奨されています。X線検査では、X線が通しやすい物質は黒く写り、通りにくい物質は白く写るという性質を利用して、その濃淡により物体内部の状況を写し出し、病気を診断します。喀痰細胞診は、50歳以上で喫煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が600以上、あるいは40歳以上で6か月以内に血痰のあった方)に対する検査です。検査キットをもらい、自宅で痰を採取し提出します。

  • がん検診・人間ドック

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