東京・神奈川でがん検査を受けるならゆうあいクリニック

検査のご案内

検体検査

ゆうあいクリニックの検査は、検体検査の豊富さも自慢です。がん検診の各コースに標準でセットされている血液検査では、血液を採取し、52項目もの検査を行います。がんの有無を調べることはもちろん、生活習慣病全般をチェックできます。

尿検査

尿中に含まれている組織や成分、尿の濁り、色調などを調べる検査で、腎臓から尿道にいたる尿路の疾患などを知ることができます。検査では排尿後の中間尿を採取し、まずは色調や濁りを調べます。次に尿中に赤血球や白血球、細菌などの存在を顕微鏡で確認するほか、尿中の尿タンパク、尿糖、尿潜血などを調べます。成分などを分析して細菌、血尿の有無を調べることにより、前立腺の病気をはじめ、様々な病気を見つけることができます。ゆうあいクリニックでは、尿糖、尿蛋白、ウロビリノーゲン、尿ビリルビン、尿比重、尿ph、尿アセトン体、尿潜血の8項目を調べます。

尿糖

血糖値が高いと陽性になります。ブドウ糖を尿に排泄するお薬(SGLT-2阻害薬)の使用中は強陽性になることがあります。

尿蛋白

腎障害の重要なマーカーです。慢性腎臓病の場合、尿蛋白が多いほど心筋梗塞や脳卒中リスクが高く、尿蛋白を減らす治療が大切です。感染症や結石症でも陽性になりうるので、腎臓病由来かの追加検査が必要です。

ウロビリノーゲン

(+/-)が正常です。肝疾患や腸疾患で変動します。

尿ビリルビン

黄疸があるときに陽性になります。血清尿ビリルビンともに高値になります。

尿比重

脱水時には高値に、多量飲水や尿崩症では低値になります。

尿pH

糖尿病、肺気腫、気管支喘息、脱水、嘔吐、腎不全等さまざまな疾患で変動します。採尿後時間が経つとアルカリ(高値)に傾きます。

尿アセトン体

糖尿病や低栄養で陽性になります。検査絶食が長くても陽性になります。

尿潜血

腎炎や尿路結石、尿路腫瘍では陽性になります。膀胱炎や月経時にも陽性になります。

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便潜血検査

一般的に「便潜血反応」は大腸の異常をみるときに使用しますが、胃潰瘍や十二指腸潰瘍からの出血でも陽性になることもあり、まれに胃がんがみつかることもあります。また、毎回必ず出血するわけではないことから潜血を採取できないこともあるため、ゆうあいクリニックにおける便潜血検査は日を変えて2日分採取することになっています。しかし、それでも潜血反応が出ない場合もありますので、「再検査で陰性だったから、大腸がんはない」と安心してはいけません。一回でも陽性が出たら、精密検査を受ける必要があります。

便中ヒトヘモグロビン定量1日目

便潜血検査(1日目)です。大腸からの出血の有無をみます。数値が高いほど出血量が多いです。

便中ヒトヘモグロビン定量2日目

便潜血検査(2日目)です。大腸からの出血の有無をみます。数値が高いほど出血量が多いです。

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血液基本検査(52項目)※2023年4月ご受診分より

赤血球数(RBC)

貧血で減少します。また脱水や多血症では増加します。

白血球数(WBC)

感染症などの炎症や血液疾患では著明に増減します。ストレスや体調不良でも軽度増加します。

血色素(Hb)

貧血の指標です。貧血は消化性潰瘍や痔、子宮筋腫、月経過多、がん等の出血性疾患でおこります。

ヘマトクリット(Ht)

貧血で低値になります。貧血は出血性疾患のほかに、鉄分やビタミン欠乏でもおこります。脱水では高値になります。

平均赤血球容積(MCV)

貧血のタイプ判定をみます。低値の場合は出血や鉄欠乏、高値の場合はビタミン欠乏や肝腎の疾患の疑いです。

平均赤血球血色素量(MCH)

貧血のタイプ判定をみます。MCV、MCHCと組み合わせて判定します。

平均赤血球血色素濃度(MCHC)

貧血のタイプ判定をみます。MCV、MCHと組み合わせて判定します。

血小板数

血液の成分です。止血作用があります。肝疾患や血液疾患で低値になり、出血傾向(鼻血や皮下出血)がでます。

白血球分画(10項目)

白血球の中の好塩基球、好酸球、骨髄芽球、前骨髄球、骨髄球、後骨髄球、好中球、リンパ球、異型リンパ球、単球の10種類の比率で、アレルギー疾患や感染症など、さまざまな疾患の可能性を調べます。

CRP

炎症反応のひとつです。感染症や自己免疫疾患で高値になります。かぜなどの体調不良でも上がります。

総蛋白

低値の場合は低栄養や腎疾患、高値の場合は肝疾患・膠原病・骨髄腫などが疑われます。

アルブミン(Alb)

栄養分となるたんぱく質です。低値の場合は低栄養や肝臓・腎疾患が疑われます。

総ビリルビン(Tbil)

黄疸色素です。肝臓や胆道の疾患で高くなります。体質的に絶食時に高くなる人もいます。

直ビリルビン(Dbil)

黄疸色素のひとつです。肝臓・胆道(胆管や膵管)の疾患で高値になります。

AST(GOT)

肝酵素のひとつで血液や筋肉にも含まれます。肝障害時に高く、溶血や筋肉障害時にも上がります。

ALT(GPT)

肝酵素です。慢性肝炎など肝障害で上昇します。また脂肪肝でも上がります。

ALP

肝臓と骨に含まれる酵素です。肝胆道疾患や骨疾患でも上昇します。亜鉛欠乏で低値になることがあります。

コリンエステラーゼ(ChE)

肝臓で作られる酵素です。脂肪肝や肥満で高値、肝硬変や低栄養で低値になります。

γ-GT(γ-GTP)

過度の飲酒や薬剤性の肝障害のときに上昇します。黄疸や肝腫瘍でも上がります。

乳酸脱水素酵素(LD)

ほとんどの臓器に存在する酵素です。高値の場合は何らかの臓器の障害を示す可能性があります。採血時の溶血で上がることもあります。

クレアチンキナーゼ(CK)

筋肉に含まれる酵素です。筋炎や心筋梗塞、甲状腺機能低下症で高値になります。激しい運動後やコレステロールの薬でも上昇します。

P型アミラーゼ

膵臓で作られる酵素です。膵臓の炎症や腫瘍などで高くなります。膵臓の機能が低下すると低値になることがあります。

総コレステロール(T-Cho)

細胞膜やホルモンの原料になります。過剰摂取で動脈硬化(脳梗塞や心筋梗塞)の原因になります。

LDLコレステロール(LDL-C)

いわゆる悪玉コレステロールです。高値の場合は動脈硬化の危険因子です。

HDLコレステロール(HDL-C)

善玉コレステロールです。低値の場合は動脈硬化の危険因子です。

non HDLコレステロール

総コレステロール-HDLコレステロールで、動脈硬化を起こすリポ蛋白中のコレステロールの総和です。

LDL-C/HDL-C比

悪玉のLDLコレステロールと善玉のHDLコレステロールの比です。値が高いほど、動脈硬化やプラーク(血栓)ができやすく、異常に高い場合はプラークがはがれやすくなり脳卒中や心筋梗塞などのリスクが高くなります。1.5未満では動脈硬化が退縮するといわれています。

中性脂肪(TG)

動脈硬化、心筋梗塞や脳卒中、慢性腎臓病などの危険因子です。栄養過多、アルコール過剰摂取などで高くなります。異常高値は急性膵炎のリスクも高めます。

尿酸(UA)

尿酸が高い状態が続くと痛風、尿路結石、腎機能低下(痛風腎)などの原因になります。肥満、アルコール過剰摂取、果糖の過剰摂取などで高くなります。遺伝的に排泄障害のある場合も高くなります。

尿素窒素(UN)

腎機能低下、タンパク質の過剰摂取などで高くなります。

クレアチニン(Cre)

腎機能が低下すると高くなります。脱水のときも高くなることがあります。筋肉量が少ない場合は低めになります。

推算糸球体ろ過量(eGFRcr)

腎機能の指標で、1分間に腎臓の糸球体よりろ過される尿量で表します。血清クレアチニン値、年齢、性別より推算式で計算したものです。正常値は90以上です。自覚症状がなくても、蛋白尿が陽性でeGFR50未満では、腎臓内科での精密検査や治療が必要です。

シスタチンC

※【NEW】2023年4月1日よりご受診いただけます。
一般的に行われている腎機能の指標のクレアチニンは、筋肉量や食事・サプリメントなどの影響で不正確になることがありますが、シスタチンCはその影響がなく、クレアチニンよりより正確な腎機能の評価ができます。保険診療では、検査する条件、回数に制限がある検査です。

推算糸球体ろ過量(eGFRcys)

※【NEW】2023年4月1日よりご受診いただけます。
シスタチンCをもとにして計算した腎機能の指標です。クレアチニンによるeGFR(= eGFRcr)より正確な評価ができます。一般診療ではeGFRcrが一般的ですので、ご自身のeGFRcrとの差を知っておくと今後のご自身のクレアチニンでの評価に役立ちます。

クロール(Cl)

電解質のひとつです。体液バランスの異常、ホルモン異常、腎疾患などで異常値になります。

リン(P)

電解質のひとつです。副甲状腺機能異常などの内分泌疾患や、骨代謝異常をおこす疾患、腎疾患を推測できます。

亜鉛(Zn)

※【NEW】2023年4月1日よりご受診いただけます。
亜鉛は体内で働く酵素の数百種類以上で必須のミネラルです。亜鉛不足があると、味覚異常、脱毛、傷がなおりにくい、風邪をひきやすい、感染症をおこしやすい、元気がでない、体内に鉄が十分あるのに貧血がよくならないなど、さまざまな不調を起こすことがあります。年齢のせい?など思いがちなので、検診項目として採用しました。

ナトリウム(Na)

電解質のひとつです。脱水など体液のバランスの異常、ホルモン異常、腎臓・肝臓・心疾患などで異常値になります。

カリウム(K)

電解質のひとつです。腎障害や溶血で上昇します。下痢や利尿剤服用で低下します。

カルシウム(Ca)

電解質のひとつです。副甲状腺機能異常の発見に役立ちます。骨転移や多発性骨髄腫、ビタミンD過剰摂取で高くなることがあります。

血糖(BS/グルコース)

空腹時血統126mg/dl以上、または食後血糖200mg/dl以上で糖尿病の診断です。

HbA1c(NGSP)

糖尿病の指標です。空腹時血糖が正常な境界型糖尿病でも高値になります。

NT-proBNP

心臓の心室から分泌されるホルモンで、心筋(おもに左心室)の負荷を反映し、急性・慢性心不全、心筋症などで高くなります。

hANP

心臓の心房から分泌されるホルモンで、心房の負荷をもたらす心不全、腎不全、高血圧症などで上昇します。

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肝炎ウイルス検査(4項目)

HBs抗原[CLIA法]

B型肝炎ウイルスに現在感染しているかどうかをみる検査です。

HBs抗体[CLIA法]

B型肝炎ウイルスに対する抗体(抵抗力のある抗体)をもっているかをみる検査です。

HBc抗体[CLIA法]

B型肝炎ウイルスに感染したことがあるか、現在感染している場合に陽性になります。

HCV抗体(3rd)[CLEIA法]

C型肝炎の検査です。陽性の場合はウイルス感染の可能性があるため精密検査が必要です。

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甲状腺検査(5項目)

新陳代謝に関わりが深く、動脈硬化にも関連する甲状腺機能の異常を調べます。甲状腺ホルモンの量を測定するほか、甲状腺がんや慢性甲状腺炎などに反応する血液検査を行います。

TSH(甲状腺刺激ホルモン)

甲状腺刺激ホルモンです。甲状腺機能異常で増減します。

FT3(遊離トリヨードサイロニン)

甲状腺ホルモンです。体の細胞のエネルギー代謝率を上げる作用があります。異常かどうかはTSHやFT4とあわせて判断します。

FT4(遊離サイロキシン)

甲状腺ホルモンです。細胞の中でFT3に変化して作用します。サリチル酸、一部の解熱鎮痛剤や利尿剤で高めの値になることがあります。

サイログロブリン(Tg)

慢性甲状腺など甲状腺の炎症や腫瘍などで上昇します。

抗サイログロブリン抗体(抗Tg抗体)

甲状腺疾患のうち、自己免疫異常によっておこる橋本病(慢性甲状腺炎)で陽性率が高いため、診断の手がかりになります。バセドウ病でも陽性になることがあります。

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抗加齢ホルモン検査

DHEA-S(抗加齢ホルモン)

副腎皮質から分泌されるホルモンであり、加齢とともに減少する(老化を示す)といわれています。

※プレミアムコースのみの標準項目のため、他のコースに追加することはできません。

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肝がんリスク血液検査(4項目)

肝臓の線維化マーカーをチェックすることにより、肝臓の線維化の早期発見が可能になります。

肝臓の線維化がすすむと、肝硬変、肝臓がんのリスクが高くなりますが、通常の画像検査や血液検査で、肝臓の線維化の早期発見は困難です。脂肪肝、糖尿病、メタボリック症候群、飲酒量が多いなど肝臓の繊維化が起こるリスクが高い方に、おすすめする検査です。過去にC型肝炎やB型肝炎にかかり現在は医療機関での診療をお受けになっていない方にもおすすめします。(一部の疾患の方のみ保険診療の適応になり、脂肪肝、糖尿病や肝障害のみでは保険診療の適応になりません)

フェリチン定量

貯蔵鉄を反映し、鉄の不足や過剰の判断に有用です。鉄の過剰は肝障害をさらに悪化させる因子です。

ヒアルロン酸

肝臓の線維化がすすむにつれ、高値になっていきます。肝硬変の診断に有用です。関節リウマチ、関節症、胸膜炎などの炎症、悪性腫瘍、腎機能障害などでも高くなり得ます。

Ⅳ型コラーゲン7S

肝臓の線維化がすすむと高くなります。各種肝障害、糖尿病、甲状腺機能亢進症、間質性肺炎、心筋症、転移性肝がんなどでも高値になることがあります。

M2BPGi

肝臓の繊維化がすすむと高くなります。ヒアルロン酸、Ⅳ型コラーゲン7Sより、肝臓の繊維化以外で異常になること(偽陽性)が少ないです。

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アレルギー検査(View39※2023年4月ご受診分より)

つらいアレルギーを引き起こす原因物質を突き止めます。アレルギー疾患を改善するための第一歩は、その原因物質を見つけ出すことです。花粉やハウスダストなどから引き起こされる吸入系のアレルギーや、食べ物によるアレルギーについて、その原因となる物質を血液検査で調べます。

結果の用紙が同封されますので、お困りの症状がある場合は、この結果をお持ちになり、医療機関を受診なさるとよいでしょう。
なお、食物アレルギーについては、成人の場合、検査で陽性でも症状の原因にならないこともあり、自己判断での食品の制限は健康を害することがありますので、食事制限を行う場合は専門医にご相談なさってください。

[検査項目]

ヤケヒョウヒダニ・ハウスダスト・ネコ・イヌ・ゴキブリ・ガ・スギ・ヒノキ・ハンノキ・シラカンバ・カモガヤ・オオアワガエリ・ブタクサ・ヨモギ・アルテルナリア・アスペルギルス・カンジダ・マラセチア・ラテックス・卵白・オボムコイド・ミルク・小麦・大豆・ソバ・ピーナッツ・米・ゴマ・エビ・カニ・キウイ・リンゴ・バナナ・鶏肉・牛肉・豚肉・マグロ・サケ・サバ

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ウイルス感染症抗体検査(4項目)

麻疹、風疹、ムンプス、水痘への抵抗力がわかります。 麻疹(はしか)、風疹(三日ばしか)、ムンプス(おたふくかぜ)、水痘(水ぼうそう)はかかると病状が重くなりやすく、治っても強い後遺症が残ることもしばしばあり、他の方への感染力も大変強いウイルス感染症です。これらの抗体価を測定し、抵抗力があるかどうかを調べます。過去にかかったかはっきりわからない、昔ワクチン接種をしたが、今免疫力が維持されているだろうか?そのような方に強くおすすめする検査です。

風疹抗体

風疹は感染性のあるウイルス性疾患で、発疹を伴う軽い症状があります。過去の風疹感染や予防接種による抗体の有無を調べます。

麻疹抗体

麻疹(はしか)は非常に感染性の強いウイルス性疾患で、発熱、咳、広範な発疹が特徴です。過去の麻疹感染や予防接種による抗体の有無を調べます。

ムンプス抗体

ムンプス(おたふくかぜ)は、接触感染性のウイルス性疾患で、唾液腺(耳下腺)が痛んで腫れます。年長の人では、精巣、中枢神経系などの臓器がおかされることがあります。過去のムンプス感染や予防接種による抗体の有無を調べます。

水痘抗体

水痘は非常に感染性の強い接触伝染性の疾患であり、水痘ヘルペスウイルスに起因します。このウイルスは帯状疱疹の原因になることもあります。過去の水痘感染や予防接種による抗体の有無を調べます。

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HIV抗原・抗体検査

HIV-1,2抗原・抗体

HIVウイルス(ヒト免疫不全ウイルス:通称エイズウイルス)の1型、2型に現在感染しているかどうかをみます。
感染していても、感染機会後28日は陽性になりません(ウインドウ期、ウインドウピリオドといいます。)感染機会後28日未満でこの検査をして陰性であっても感染していないとは断定できません。検査の時期に注意が必要です。状況によっては再検査が必要になることがあります。

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リウマチ・膠原病検査(6項目)

関節リウマチなど、膠原病の早期発見を目的とした血液検査です。膠原病は細胞同士をつなぐ結合組織に炎症が生じる病気の総称で、関節リウマチがその代表例です。リウマチは高齢者の病気と思われがちですが、発症ピークは30~50歳代と若く、1対4で女性に多い病気です。

リウマチ因子(RF)

血液中にリウマチ因子が存在するかどうかを調べる検査です。主に関節リウマチの診断に使用されます。

抗CCP抗体

関節リウマチのマーカーです。感度が高く、またリウマチの重症度と比例するといわれています。

抗核抗体(ANA)

核抗体は、自分の体内の組織を攻撃する免疫反応により作られた抗体です。全身性エリテマトーデスなどの膠原病で陽性を示します。

抗DNA抗体

膠原病患者の血清中には、DNAに対する抗体が存在する場合があります。全身性エリテマトーデスをはじめとする膠原病の診断や、活動性の評価に適用されます。

血清補体価(CH50)

補体系異常の関与する疾患や先天性補体成分異常症などの診断・経過観察・治療効果判定に有用です。全身性エリテマトーデスや関節リウマチなどで低下し、悪性腫瘍で上昇することもあります。

免疫グロブリン(IgG/IgM/IgA)

膠原病、多発性骨髄腫、マクログロブリン血症などの診断に役立ちます。

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胃がんリスク血液検査(4項目)

日本人に多い胃がんのリスクを血液検査で調べます。胃がんを発生させる原因のひとつであり、胃粘膜に寄生しているヘリコバクター・ピロリの検査のほか、胃で分泌される消化酵素であるペプシノゲンの値を調べ、胃炎、胃潰瘍、胃がんなどの兆候がないかを調べます。

ヘリコバクター・ピロリ抗体

抗体価が高値の場合はヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)に現在感染していると考えられます。除菌治療が成功すると数か月~年単位で抗体価が低下していきますが陰性にならないこともあります。
ピロリ菌の持続感染は胃がんや胃潰瘍などの原因になります。

ペプシノゲンⅠ(PGⅠ)

胃底腺領域の胃粘膜の細胞から主に分泌され、萎縮性胃炎(胃がんリスクが高い状態)でペプシノゲンⅡより大きく低下します。胃潰瘍などで異常高値になることがあります。プロトンポンプ阻害薬使用、手術後、腎機能低下のときは正しい評価ができません。

ペプシノゲンⅡ(PGⅡ)

胃全体の胃粘膜の細胞から分泌され、萎縮性胃炎での低下の程度はペプシノゲンⅠより少ないです。これを利用し、ペプシノゲンⅠの値とペプシノゲンⅠとペプシノゲンⅡの比をみて胃粘膜萎縮(胃がんリスク)を推測します。プロトンポンプ阻害薬使用、手術後、腎機能低下のときは正しい評価ができません。

ペプシノゲンⅠ/Ⅱ比(PGⅠ/Ⅱ比)

低値の場合、萎縮性胃炎の可能性があります。この場合は胃がんの発生母地になり得ます。

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