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第5回 これからの展望

「よりよいがん診療ツールとしての臨床PET-CT」
検診のみならず臨床PET/CTにも多大な注力をされている埼玉県所沢市の「所沢PET画像診断クリニック」石田二郎院長とのインタビュー、いよいよ今回は最終回です。
私たち医師の本分は病気とたたかうことですが、当然のことながらそこには必ず「患者さん」という一人一人ちがう方々がいらっしゃいます。
がんはある意味、ありふれた病気ではありますが、患者さんにとっては時には命がかかった大問題です。
現代のネット社会、玉石混淆の情報があふれていますが、ぜひ皆様お一人お一人に私たちの経験や技術、病気や検査、治療に関する正しい情報、そして患者さんを思う真心を届けたいと願って私たち医師をはじめとした医療従事者、医療機関スタッフは日々仕事に励んでおります。

片山:これからやってみたいこと、目標はありますか?

石田:直接PETとは関係ないんですけど、ブランチを都内に出したいなと。

片山:分院ですか。

石田:開業医の先生には、PETという名前は知っているけど、詳しくは知らないという方が結構います。でも、その先生の患者さんの中には、がん予備軍だったり、がん罹患歴のある方もいるわけです。だから、そのような方をフォローしたいんです。PET検診を受けるだけでも見つかることがあるので、認識の裾野を広げたいですね。都内のターミナル駅周辺にクリニックをつくり、臨床PETの適応であるとか、この人は撮ったほうがいいとかアドバイスしながら、必要な患者さんにはここで検査を受けてもらう感じで。もっと認識を高めないともったいないですから。

片山:検診でもなく、臨床でもなく、その中間へのアプローチですね。

石田:ええ、今そこが一番抜けているところなので。大学病院や大きな病院の医師だけでなく、患者さんにとって身近な開業医の先生たちがPETを普段使いできるようにしたいです。

片山:楽しみにしています。今日は、ありがとうございました。

 
 
【略歴】

石田二郎(いしだじろう)

1984年東京医科大学医学部卒業、放射線診断専門医、PET核医学認定医、検診マンモグラフィ読影認定医師、日本医師会認定産業医、医学博士
アリゾナ大学放射線科、東京医科大学放射線医学教室講師、泰山医学院(中国山東省)客員教授などを経て、医療法人永仁会 所沢PET画像診断クリニック院長に就任、現在は同法人副理事長はじめ、多くの医療法人、学校法人、社会福祉法人などの役員を兼務する。
1男2女。トロントに暮らす長女、仙台で父を超える医師を目指して修行中の長男、中学生の次女それぞれにダンディなパパぶりを遺憾なく発揮している。

所沢PET画像診断クリニック(埼玉県所沢市) http://www.toko-pet.jp/index.html

片山 敦(かたやまあつし)

1996年横浜市立大学医学部卒業、内科医
病院勤務、診療所院長を経て2004年ゆうあいクリニック理事長に就任、ゆうあいクリニック台場(東京都港区)院長も兼任
地元医師会役員、高校生から幼稚園児まで4人の男児の父親の顔も持つ

ゆうあいクリニック(新横浜・台場) http://www.shinyokohama.jp

※PET検査は保険がきくとはいえ大変高額な検査です。保険適応には厳密な条件があります。まずは主治医の先生とよくご相談いただくことをお願い致します。検査には紹介状が必要です。

 
 

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