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第2回 PET検査の広がり

ふつう「医師」といえば、患者さんに直接接して治療をおこなうというイメージですね。
しかし、皆様は「Doctor’s doctor(医者達のための医者)」という言葉をご存じでしょうか。医師が適切な治療や診断をおこなうのに、なくてはならない医師のことです。
・麻酔科医は大きな手術には必ず立ち会い、麻酔管理のみならず患者さんの全身状態の把握や安全な手術の進行を助けます。
・病理医は細胞から臓器、時にはご遺体まで、広い分野を扱う医師です。細胞診や生検で取ってきた患者さんの標本を、病理医が正しく診断してはじめて最適な治療が始まるのです。
・放射線科診断医は、レントゲンや超音波、マンモグラフィーやCT、MRIからPETに至るまで、さまざまな画像検査機器で得られた画像を分析し、臨床所見や他の検査結果と総合して考え得る疾患(鑑別診断)を導き出す医師です。内科医の私(片山)から見れば、「頭のてっぺんからつま先まで、なんでこんなにたくさんの病気を知っているんだろう!」と尊敬のまなざしを向けてしまう存在です。

今回はそんな放射線診断専門医である、さいたまセントラルクリニック雫石院長との対談、2回目をお送りします。

片山 今はPET-CTが主流ですが、PET単体だった頃は、あまり評価されていませんでしたよね。

雫石 PET単体だと、画像がはっきり赤くなればいいんですが、少し集積している場合、それが病的であるのか生理的な現象なのか、判断が難しいケースもありました。でも今は、PETとCT画像の融合もできるため非常に明確になり、がん治療に大きく貢献していると思います。また最近では、がんだけでなくほかの疾患でもPET検査が有効だと医師の間で認識され始めています。

片山:例えばどのような疾患でしょうか?

雫石:心臓サルコイドーシス※1や大型血管炎※2などがそうですね。

片山:心臓サルコイドーシスは、2012年にPET検査が保険適用になりましたね。

雫石:そうなんです。大型血管炎も2018年から適用になりました。ある調査によると、PET検査はがん患者さんの増加はもちろん、先のような疾患をもつ方の利用も増えています。このことから、循環器の先生の間でも特定の疾患に対してPET検査は有用であるという考えが浸透しているのが分かります。

※1:臓器に肉芽腫ができる原因不明の疾患。心臓にできると、不整脈など心機能障害の原因になる。
※2:血管の壁に炎症を起こし、さまざまな臓器障害を引き起こす血管炎症候群のひとつ。

【略歴】

雫石一也(しずくいしかずや)

1996年横浜市立大学医学部卒業、放射線診断専門医、医学博士
横浜市立大学放射線科講師を経て、2013年医療法人峯昭会理事長兼さいたまセントラルクリニック院長に就任
1日は珈琲を淹れることから始まる 読影前の一杯はマンデリン、仕事を頑張ったご褒美の一杯はトアルコトラジャが定番

さいたまセントラルクリニック(埼玉県さいたま市)http://www.saitama-cc.or.jp/

片山 敦(かたやまあつし)

1996年横浜市立大学医学部卒業、内科医
病院勤務、診療所院長を経て2004年ゆうあいクリニック理事長に就任、ゆうあいクリニック台場(東京都港区)院長も兼任
地元医師会役員、高校生から幼稚園児まで4人の男児の父親の顔も持つ

ゆうあいクリニック(新横浜・台場) http://www.shinyokohama.jp

※PET検査は保険がきくとはいえ大変高額な検査です。保険適応には厳密な条件があります。まずは主治医の先生とよくご相談いただくことをお願い致します。検査には紹介状が必要です。

 
 

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