~健康コラム~
「ちょっとこまかいですけど」自分の体をしっかり把握しましょう! シリーズ
第1回 タンパクについて
春は健康診断シーズンです。
そこで、ここから何回かに分けて、主に血液検査の意味、異常値の考え方についてご説明したいと思います。
最初は「タンパク」です
・「総タンパク」(Total Protein=TP)
・「アルブミン」(Albumin=Alb)
が載っていることが多いです。
タンパクは体をつくり、必要な物質を運び、栄養源にもなります。
そのうちアルブミンはほぼ肝臓でしか作られないので、肝臓の働きが悪いとき、あるいは栄養摂取がうまくいっていないときに低下します。肝臓疾患をお持ちの方、長期に療養されている高齢の患者さんは「アルブミン」に注目です!
「総タンパク」は、アルブミンの他にもさまざまな血中タンパクの合計です。コロナで一躍有名になった「抗体」もタンパクの一種です。
というわけで、まず、「アルブミン」要チェックです。低栄養や肝疾患であまりに低下すると胸水や腹水がたまってさらに全身状態を悪くする可能性があります。
内科医師 片山 敦
ゆうあいクリニック:https://www.shinyokohama.jp/
土屋記念クリニック:https://tsuchiya-kinen-clinic.com/
9時~18時(日・祝日・年末年始除く)
※本ダイヤルでの通話は、電話応対の品質向上とお問い合わせ内容確認のため、録音させていただいております。
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