前回、「肝がんリスク検査」オプションがおすすめと書きましたが、
検査を受けて大事なことは、総合判定にて、専門医受診勧奨をされたら、必ず肝臓専門医を受診してください。
そして、お役立ち情報。
肝臓の線維化が少しくらいおこっても、肝硬変でなければ、運動する(筋肉を使う)とよくなるよ、
という研究結果もでていて、効果的な体操があるのでリンクを貼り付けました。
参加型プログラム 誰でも簡単にできる肝炎体操(リンク先:国立国際医療研究センター肝炎情報センター)
できそうなものから、やってみてくださいね。一度にたくさんでなくて、コツコツちょっとずつ、毎日が効果的です!高額なサプリより、お得ですよ!
なお、PET/CT検査では、肝細胞がんは、半数程度しか陽性として拾い上げられません。
PET/CT検査はブドウ糖によく似たFDGという検査薬剤を体内に注射し、全身に行き渡らせ、FDGの集まり具合をPETカメラで画像化することで、がんの有無や位置、大きさを調べることができます。
肝細胞がんでも、正常の機能を残している悪性度の低い(どちらかというとおとなしいタイプ)がん細胞は、FDGを細胞内にとりこんでも、これはいらない物質だから、と細胞の外にはき出してしまうからです。
造影剤を使用しない単純CTでも、肝細胞がんは正常細胞とおなじようなみえかたをするので、たいがいはわからないと思ったほうがよいです。
● 脂肪肝のある方
● 脂肪肝が強く疑われる方 (糖尿病、肥満、中性脂肪が高い、内臓脂肪が多いなど)
は、検診では腹部超音波検査があるコースを選んでくださいね。
お困りの場合は、コールセンター(TEL045-540-8216)にお気軽にお電話をください。
ゆうあいクリニック内科医:桑田 有希子
9時~18時(日・祝日・年末年始除く)
※本ダイヤルでの通話は、電話応対の品質向上とお問い合わせ内容確認のため、録音させていただいております。
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