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第5回 子供の将来・家族・これからのこと 片山理事長×土屋記念クリニック 石田 仁也 院長

あくまで「印象」ですが、両親の職業が、警察官とか消防士、自衛官、学校の先生や医師、看護師など「はたから見ても何をやっているかわかりやすい仕事」の場合、お子さんもその道を選ぶことが多いような気がします。
対談の最後は子育て、家族、そしてこれからの展望について伺いました。

片山: 私の長男がちょうど2歳、3歳くらいの時に、私が「ゆうあいクリニック」を立ち上げて、私が、“ガイアの夜明け”に出たりとか、それを録画してずっと妻が見せていたんですね。パパは家じゃなくてテレビの中にしかいないから(笑)。彼は、医者になることの他、1回も職業について考えたことはないそうです。結局今年地方の医学部に入学しましたけれど、私は正直「良くそんな面倒くさくてコスパの悪い仕事を選んだなぁ」と思うことはありました(笑)。次男は別の面を見ていて、「俺もさ、お父さんのように、楽して稼げる仕事がいいなぁ・・・。だって、昼まで寝ているのだもん。」と言って(笑)。着目点が違うんです。
石田: うちの息子もそうなんですけど、「楽してる」と思っているのですよね、結構。「お父さん、全然頑張ってない」ようなことを言うんですよ。まぁ、確かに子どもの前で勉強しないですからね。
まぁ、そう言われてみればそうなんですけど、全然頑張っているようには見られないんですよね。長男は、15歳(中学3年生)で、そんなことを言われてしまう。
片山: 大学病院勤務で夜勤とかあるので、帰ってこない日とかありますよね?
石田: まぁ、外で何やっているかわからないんじゃないですかね?頑張んないと医者になれないよ、と言うんですけど、「頑張ってないじゃん。どうやってなったの?」と息子から言われてしまう。
片山: 私はKindleを子どもと共有しているんです。Kindleでどんどん本を買って、読んで『読書メーター』というアプリにUPしています。逆に医学の勉強をしているところを見せることはほとんどない。経営者なので算数の勉強ばかり(笑)。もっとも体のことで何か聞かれると、答えると、「さすが、医者だから知っているね~」と言われたり、生物の勉強などで「ミトコンドリアのこれは何だろう?」と問いかけられた時に、「それはさ~」と答えたり。
石田: 生物とはかは、説明できますよね。
片山: 勉強しているように見えない?見たくないのかな?(笑)
石田: どうなんでしょうね?(笑)
片山: それは、認めているのだけど、認めたくないのかな?自分もやれ、と言われたりするから・・・。
石田: 確かに・・・。
片山: 妻までね、「パパ、仕事楽だしね・・・」と言われて。子育ても、勉強部門は当然私が担当で・・・・。報われないんだよね。石田先生も、勉強を教えているのですか?
石田: 教えていますね。
片山: 私は、自分の親が公立高校の教員だったので、私に資格を取らせたかったらしいです。本が好きだったので、「弁護士か公認会計士になれ」、とずっと言われていて、だったら、「弁護士」がいいかな?と思って。だいぶ大きくなるまで、弁護士になろうと思っていました。中学から高校くらいは、官僚になりたいと思っていましたが、結局今の仕事です。人生分かりません(笑)。石田先生は、本当にスタッフからのすごく評判もいいし、患者さんが「肝臓」でリピートしている姿を、一般の内科ではなかなか見ないというか、普通の医療機関の「消化器外来」で「肝臓の数値が高い」といわれてきて、3か月後、再診という方で、本当に再診にきたのはあまり見たことがない。でも、石田先生の場合、ちゃんと患者さんは来ますからね。
石田: そうですね。きちんと来てくれますね。
片山: だから、本当にリピート率が高いな、と思って。石田先生は、患者さんに対して、優しいですからね。それに、スタッフからみても、石田先生の診察は丁寧と言った声が聞こえてきます。話を戻して…「土屋記念クリニック」は始まったばかりで、コロナの診療が多くなってきていますけど、今後クリニックとしてどういうような展開とか、もう少し先の未来像について教えてください。
石田: コロナが流行っている間は、「発熱指定医療機関」としての使命があるので、こういった形にしばらくはなっていくのかなと思います。今後、例えば、ワクチンができる等、終息に向かった先には、普通の「一般内科」として、自分の専門領域の「肝臓」とかのみならず、生活習慣病等など幅広く診ていけたらと思います。
片山: 私個人として内科開業医の先生に期待していることは、内科は内科で1つにまとめられる力をもっている先生が、いいなということなんです。というのも、喘息はこの先生で、肝臓はこの先生で、糖尿病はこの先生で、というのではなく、専門は肝臓なんだけれども、糖尿病についても、診るよ、と言ってくれる先生だと、治療の一貫性や患者さんの利便性やいざというとき病院につなぐとき等、一貫性があっていいかな、思うんです。私の中での市中の内科医は、専門性を持ちながらも、内科的にメジャーな病気はすべて診れる、また、難しい病気も鑑別して、その時は適切に紹介できるというのが理想の姿ですね。
石田: ある程度入口の状態は全部診れて、必要に応じて、大きな病院に振り分けられるようにできるのが理想ですよね。
片山: クリニック(医療)以外の石田先生の将来の夢や展望をお聞かせください。
石田: 医療以外だと、今、子育てしかやっていないので(笑)。今、二人子どもがいるので、無事に立派な大人になってくれればな、と思います。医療以外は、正直そんなところですね。あとは、海外旅行が大好きなので、特にハワイが。将来、ハワイに別荘を買いたいです。コロナが終息してくれないと、海外旅行にいけないのですけれど・・・。
片山: ハワイは何島が好きですか?また、何をされるのが好きですか?
石田: オアフ島が好きです。「のんびり」しに行くのが好きですね。ショッピングもすることもありますが、「のんびり」することがメインです。
片山: 私は、近いグアムでも良いのでは(笑)と、思ってしまいますけれど、ハワイの方が食べ物なども美味しそうですよね。ハワイ以外にも、いろいろなところに行かれるのですか?
石田: 大学病院にいた頃は、あっ、学生の頃かな?ヨーロッパとか、いろいろなところにいきましたね。
アメリカにも1か月くらい短期留学も行きました。
片山: ヨーロッパで印象に残ったところはどこですか?
石田: 実は、結構僕は食べ物の好き嫌いがあるので、イタリアの食事は食べられましたが、ギリシャは楽しかったですが、食事は合わなかったですね。
片山: ご飯のことを言ったら、アメリカもダメじゃないですか?
石田: アメリカもきつかったですね・・・。1か月間・・・。日本食(ふりかけとか)を食べたくなりますね。
片山: うちの子もアメリカに短期留学に行って、帰ってきてまず吉野家の牛丼を食べたそうです。ただ、出発前のターミナルでモスバーガーを食べて、アメリカに行ってからもハンバーガーを食べてとなってしまい、そこはすごく後悔したと言っていました(笑)。でも、イタリアの料理は本当に美味しいですよね。
石田: イタリアは、好きなものばかりなので・・・子供が好む食べ物が好きなんですよね。ピザ、パスタとか(笑)
片山: それでは、長い時間ありがとうございました。
石田: ありがとうございました。

<土屋記念クリニック 石田 仁也院長 略歴>
東京都出身
1995年3月 ラ・サール高等学校卒業
2004年3月 熊本大学医学部医学科卒業
2004年4月~2006年3月 東京慈恵会医科大学附属第三病院研修医
2006年4月~2007年3月 東京慈恵会医科大学附属病院内科レジデント
2007年4月~2008年3月 国立病院機構西埼玉中央病院 消化器科
2008年4月~2010年10月 東京慈恵会医科大学 内科学講座 消化器・肝臓内科
2010年11月~2013年3月 国立病院機構西埼玉中央病院 消化器科
2013年4月~2020年3月 東京慈恵会医科大学 内科学講座 消化器・肝臓内科助教
2020年4月 医療法人社団ゆうあい会 理事就任
2020年4月 医療法人社団ゆうあい会 土屋記念クリニック院長就任
〇資格〇
日本内科学会 認定内科医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本医師会 認定産業医
難病指定医

<おわりに>
インタビューはコロナ禍のさなかに行われました。最後は今は行けない海外旅行の話になって終わりましたが、私たち医師としても、診断、治療、予防、後遺症と、まだまだコロナとたたかわなければいけない使命があると思います。
土屋記念クリニックの石田院長は、一般クリニックでコロナ診療ができるようになると同時に新型コロナウイルスのPCR検査を開始し、多いときは毎日30名近く、1年で数千人の検査をされました。スタッフもその熱意に応え、1人の感染者も出すことなくここまでコロナ診療を続けています。また、いち早く「新型コロナウイルス後遺症外来」を設置され、世間の耳目がつい検査やワクチンに向かいがちな中、後遺症に苦しむ患者さんの診療にも地道にあたっています。
医療法人社団ゆうあい会は、2004年以来、新横浜と港区台場でPET検査に専念した診療を行ってきました。私と石田先生の出会いがあって、法人として初めての一般内科クリニック「土屋記念クリニック」を開院することができました。今は国難といってもいいコロナ禍のただ中にいますが、そこを脱することができるであろう近い将来には、石田院長にはますますその手腕を振るっていただきたいと願っています。

医療法人社団ゆうあい会 理事長 片山 敦

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