医療法人社団ゆうあい会 ゆうあいクリニック

ドクターズインタビュー

第5回 PETのメリットと今後のプラン 片山理事長×坊クリニック 坊 院長 


とても貴重な「街の外科医」へ
楽しい対談もあっという間に最終回です。今回は「とても貴重な街の外科医」というタイトルで、メスを自由に扱ってきた外科医が地域で開業することによって、地域医療の幅が広がり、患者さんの幸福につながるということをお伝えしようと思っています。

最終回はゆうあいクリニックの主な仕事である「PET-CTによるがん診療」について、外科医である坊先生がどのようなお考えを持っているか伺ってみたいと思います。

片山:先生が大学病院に在籍されている時は、よくPETを利用していただきましたが、今年5月に放送された『白い巨塔※1』でもPETが出てきたんですよ。

坊 先生:そうなんですか!

片山:1960年代に執筆されたものなので原作にはありませんが、ドラマではPETをやらずにがんの手術をして、「なんでPETをやってなかったんだ!」というシーンがあり、時代が変わったなと実感しました。

坊 先生:PETができる前はCTがメインでしたしね。

片山:先生はどのような時にPET検査をオーダーしていましたか?

坊 先生:大学病院時代は、悪性腫瘍の手術後フォローアップ、再発のフォローアップでよく利用していました。今も当時の患者さんがいらっしゃるので、定期的にPET検査を行っています。CTだと首は首、胸は胸と何回も撮影する必要がありますが、PETなら1回で全身がわかる。ですから全身をみる場合、侵襲も少なく患者さんの負担も軽いPETをおすすめしています。

片山:これからのクリニックや先生のプランを教えてください。

坊 先生:僕は一般内科に加え、内視鏡検査を併用した消化器疾患全般、一般外科、妻は婦人科、心療内科と、幅広くサポートしています。今までの経験をいかし、地域の医療を支える一員として適切かつ上質な医療をしっかり提供していきたいと考えています。

片山:お父様としてはいかがですか?

坊 先生:野球やラグビー含め、スポーツにケガはつきものなので、今は大きなケガをしないよう成長して欲しいですね。

片山:今日はありがとうございました。

※1:山崎豊子原作の小説。医療界に渦巻く人間の欲望を描いたベストセラー
坊クリニックホームページ

【坊 英樹先生略歴】
平成6年 日本医科大学卒業
平成28年まで 日本医科大学武蔵小杉病院消化器病センター勤務
日本外科学会 専門医
日本内視鏡学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本胃癌学会 代議員
日本食道学会 評議員
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