医療法人社団ゆうあい会 ゆうあいクリニック

コラム

【健康コラム】脳の萎縮の程度・認知症のリスクを評価する「全脳・海馬AI測定」

ゆうあいクリニックでは脳アミロイドPET検査(アルツハイマー型認知症の原因とされるβアミロイドのPET検査)を10月より開始しておりますが、検診では利用できません。

認知症を診療している医師が必要と判断した場合にご依頼いただいて、検査を行います。

この記事を書いている2023年10月の時点で検査は保険適用ではありません。検査薬が高額なこともあり、私費診療では受診をためらう方が多いと思います。

さて、ゆうあいクリニックの検診では、プレミアムコースに脳のFDG-PET検査がもともとありましたが、脳MRI検査をAIをつかって解析した「全脳・海馬AI測定」を本年度から標準に組み込みました。
これは、脳の「記憶のかなめ」とも言われる海馬や、全脳の体積の測定、脳卒中や認知症のリスクの評価を行う検査です。
人間ドック脳プラス・ベーシック脳プラス・レディース脳プラス・スタンダート脳プラスの各コースにはオプションでご利用いただけます。

「全脳・海馬AI測定」の解析サービスを提供する会社のサイトに、インタビュー記事の要約が掲載されています。

【導入事例のご紹介】ゆうあいクリニック様 (corporate-m.com)

インタビュー記事にもあるとおり、私が「こういう検査があったらいいのに!」が実現した、待ってました!の検査です。
私もやってみました。脳の体積の評価については若いうちは個人差(もってうまれたもの)が大きいので、1時点での観察ではなんともいえませんが、何年かごとにみていくことで、萎縮のすすみぐあいを数値で評価することは有用な情報になると考えます。

若いうちにも一度計測しておくと、その後にお役に立つものと思います。

ゆうあいクリニック内科医:桑田 有希子

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